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2012年2月

2012/02/29

原発と祈り 価値観再生道場

まぁ、読み終わって何よりも驚かされたのはあの福島の原発を悼むために祈るという行為。そこで語られる昭和29年版「ゴジラ」。少女たちの歌声に送られて葬られるゴジラ。今必要なのは弔うという行為ではないのか。日本には霊的な場所がなさ過ぎる。等々。311以後の日本を生き抜いてゆくためのヒントがいっぱい。

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2012/02/28

時代劇は死なず! ―京都太秦の「職人」たち

こういうのを読みたかった。読みやすくわかりやすい。その分野の一応の歴史がわかる。そんな本。これで太秦時代劇の成立の歴史が頭に入った。なるほどそういう事だったのか?と、納得。本文が終わり、あとがきが哀しい。 時代劇は死なず。というタイトルが泣いている。本文にはないが、時代劇の髷。映画会社で違うというの知ってた?それぞれに特徴があるんだよ。大川・銭形平次・ 橋蔵さんのお弟子さん談。甦るのか!?太秦。

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2012/02/25

ボクにとっての伊丹十三という人。

ある日の夕方。一本の電話がかかってきました自宅へ。何々さんから電話と母。その名前に覚えはありません。が、しかし、どこかで聞いた事もあるようなないような・・・。もしもし?伊丹十三監督へ出した手紙を読んだ某さんからの電話でした。手紙にはいわゆる愚痴を書いた記憶があります。一本8万円の時代劇助監督では生活できない。家賃が払えない。日本映画に未来はない。等々。30分くらい某さんとは話したと思います。伊丹さんは会わないから。キャリヤよりも人物重視。とにかく脚本が書けたら送ってよ。東京に出てきたら助監督の仕事は世話できると思う。マルサの女ハリウッド版は作りたいねぇ。伊丹さんが亡くなってから毎日起きると伊丹さんの事を考えてました。もう一歩で会えたような気がしています。NHKの特番と日本映画専門チャンネルでの全作品放送を記念しての個人的なエピソード。ちなみに電話で話した某さんが誰だったのか?はちょっと覚えてないんだなこれが!

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2012/02/24

なぜに読みたくなったのか?がわかりました。

確かに、今の日本は長年こんなに尽くしてきたのに捨てようとしているアメリカにいい格好を見せようとして死のうとしているのかもしれない。

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ねうちもん京都

なおかつこちらも読み始め。乱読積読。

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原発と祈り

プラス今日からこれも読みます。

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2012/02/23

安城家の舞踏會

さすがにNHKでもダメでしたか画質向上。もうかなりボロボロです。「真夜中のサバナ」に似てますね。 三島由紀夫、クリント・イーストウッドファンにはおススメの作品。貴重な作品だと思うので要保存しました。

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邪悪なものの鎮め方

大瀧さんのラジオデイズの影響で内田樹研究をしようと思いつつもなかなか進みませんがその第一弾としてピックアップしたのが本書。まえがきを読む限り読みやすそうな感じ。が、しかし、読んでいる時間がなかなかない。なぜならば読まずに見ているから。映画を見れば読めず読めば映画が見れない。うむ。どうしたものか。

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2012/02/21

六ヶ所村ラプソディー

とても311以前のドキュメントだとは思えなかった。311以後じゃないのか?と、最後まで思ったくらい。プルトニウムは角砂糖サイズ5個で日本全滅。教授がサイトで運動参加を呼びかけていたのは知っていたのだけど・・・。もっと真剣に勉強して行動しとくべきだった。311以後の続編を見てみたい。2002年だったかな。Sellafieldでポールライブやったよね?その時に観に行った人、シーフード食べた? 食べた人は見ましょうこの作品。

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2012/02/19

姉妹

とんでもない大傑作。どれだけ傑作であるかと言うと、もしかすると今まで見てきた映画の中でもトップかも?と、思いつつ見てたくらいよかった。しかし、この作品。本物の幻の名作であるみたいだ。なぜならば松竹作品であるにも関わらずレッドバージ作品として劇場では公開されずならばと16ミリフィルムで安価に貸し出して直接各地で自主上映された作品であると山本晋也監督がコメントしていた。映画部で上映して3日間謹慎くらったと。(NHKBS「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本」)。ここにある全てが素晴らしい!何よりも中原ひとみ!最大限の賞賛として「萌えの極み」。あのシーン(あえて伏す)なんてもう・・・!姉役の野添ひとみもいい。昭和で育ったボクにとってふたりはとても身近な存在。でも、こういう女優さんだったとは知らなかったなぁ。日本映画の巨匠とくれば小津、溝口、黒澤の3人がスタンダード。それ以前にもいっぱい巨匠はいたんだよ。と、山田洋次監督は言いたかったに違いない。家城巳代治研究をせねばならない。 不覚なり。 

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2012/02/18

本日休診

なんとも愛らしいオールスター映画。主人公の先生を演じている柳永二郎さんは悪役を長くやっていた人らしいがそういうところが先生の懐の大きさを感じさせる由縁なのかも。とにかく忙しい。テンポも快調。山本周五郎の「季節のない街」から湿気を取り除いたらこの作品のドライな感じの出来上がり。三國連太郎がいい。物語を廻す強力なエンジン、そのエンジンが最後に泣かす。声高に叫ばないでも平和を主張できる。大傑作であり永遠の名作なり。

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2012/02/16

母なる証明

やっぱりラストシーンだろうねぇ。圧倒的だった。こういうシーンを今の日本映画界で撮れるんだろうか?難しいと思うんだよね。色んな条件が重ならないと無理なシーン。韓国映画人の気迫と言うか根性と言いますかちょっと呆然としちゃいました。いい時代の頃のヨーロッパ映画のようでもあった。 見終わって考え込んじゃいましたね。

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2012/02/15

薄桜鬼

時代劇専門チャンネルで2話まで見ました。この作品が理由で壬生の屯所に若い女の子たちが来てたんですね。納得!しました。しかし、おじさんには新撰組の隊士みんながイケメンで誰が誰だかわかりにくいよ~!(;´▽`A``(爆)。 全話見るつもりです。

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2012/02/10

ラスト・ブラッド

チラ見した時におもしろそうだったので録画して見ましたが色んな意味で勉強になりました。黒澤監督のマルチキャメラ方式撮影の利点をこの作品で理解できるとは!とにかくアクションが繋がっていない。ブツ切り。ひとつのアクションを三台のキャメラで撮影すれば編集の時に繋げても自然に見えるから3台のキャメラで撮る。と、黒澤監督が言っていた意味がよ~く実感としてわかりました。もう全部のアクションが細切れでひとつの流れとして見えないからまったくアクションに乗れない。ジャッキー・チェンの映画と三船の30人斬りを1000回くらい見直してから出直してきなさい監督さん編集マン。スピルバーグパクリもあるけど本家の編集の見事さが際立つだけでオマージュにもなってやしない・いやほんとにどうしたらこんな映画できちゃうんだろう。誰も意見言わなかったのかな? 見所はチョン・ジヒョンのセーラー服のみなり。

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2012/02/09

トブルク戦線

小学生のときにTVの洋画劇場で見ておもしろかったような気がしたので録画して再見。いや~記憶のままに素晴らしくおもしろかったです!スピルバーグもそう思っているんでしょうね。インディーの元ネタのひとつでもあると確信します。登場人物全員のキャラクター描写が秀逸。当時は映画も漫画もこうでしたよね。CGなんかない時代の作品ですからね。全てが本物です。クライマックスの戦闘場面は撮影ではなく戦場そのもの。俳優、スタッフ、無事だったんでしょうか?007の影響もありますね。「午前10時の映画祭」ではやってませんよね?大きなスクリーンで観たかった!望月三起也の戦争漫画に熱狂した人は必見。

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2012/02/05

フロスト×ニクソン

「J.エドガー」「大統領の陰謀」「フロスト×ニクソン」とどういうわけかニクソンな毎日です。「大統領の陰謀」は脳内ではWHを去ってゆくこの映画の冒頭のシーンを編集主幹室で見ているシーンで終わったような気でいましたが、再見するとそういうシーンはなかったですね。別な作品なのかな。このニクソンが再選される1972年にエドガー・フーパー亡くなってるんですね。怪しいですねぇ。どうも怪しい。 盗聴は最初からやっていたんじゃないですかね。「J.エドガー」でも少しそう思えるように描かれてましたね。あのシーンを観てちょっとそういう感じを受けました。ロン・ハワードの企画であるところの「チェンジリング」がイーストウッドに廻ってきて、ロン・ハワードがこちらをやることになったんじゃなかったかな。この作品を観て「J.エドガー」をやりたくなったんだと思いますイーストウッド監督。そう夢想させるほどよく出来た傑作だと思います。もしかするとその逆もあったかもしれませんね。イーストウッド版の「フロスト×ニクソン」も観てみたかった。フロストが完全にニクソンに貫禄負けしているようにフロスト役の俳優がちと物足りない。そう思わせるのも演出のポイントなのかな。とにかくキャスティングが素晴らしいですね。キャスティングが成功したら映画は出来上がったもの。と、誰かが言っていましたがまさしくそのとおりの作品。映画を見ることで歴史を学ぶことができますね。

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2012/02/04

娘たちは風に向かって

こんな映画もあったんだ!いやはやなんともいい映画でした。労働争議の映画なのでその系統の映画だと思うのですがしっかりと映画として完璧に成立しているどころか日本映画史にも燦然とその名を残すべき大傑作名作だとちょっと声を大にして言っておきたいと思います。ソフト化もされてないみたいです。ボクはいつものさんで見ました。リンクをしようとにももうそのページもありませんでしたので、どういう映画なのかはここここを見てください。画像もありませんでした。いわゆる外国映画と比較すると日本映画での台詞はとても貧弱である。という日本語のロック論争みたいなものが今も存在するのですが、おっとどっこい!そう言っている人はこの映画を見た事があるのかい?えっ?どうよ?なのです。さんの再放送を見逃してはいけません。(作品画像見つけました。)(o^-^o)

Musume

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2012/02/01

J,エドガー

ボクにとってクリント・イーストウッド監督の新作を観るという行為は例えるならばクリント・イーストウッド教授による映画についての講義を受けるようなものなんですね。で、この教授、非常に温和で人当たりもいいのだけど本質はとても厳しいんですね。質問に答えられなかったらもう二度と相手してくれないくらい厳しい。で、あるからして、講義にはもちろん予習なりの事前準備は不可欠。 プラス、映画全般の歴史ももちろんしっかりと頭に入っているという前提で講義が進行してゆく。こういう状況ではあまりの情報量に一回講義を受けただけではなかなか全体像を把握することが出来ません。講義は終わっても繰り返し脳内で講義の内容を再現しては過去の歴史と照らし合わせる検証作業が必要になってきます。ところが、この教授はなかなかのクセモノでありまして、まったく何の準備もしてこなかった学生に対しても理解できるとてもわかりやすい語り口の講義でもあるというとんでもない教授でもあるんですね。今回もそういう作品でした。であるからして何の予備知識がなくても十分に娯楽として楽しめると思います。ボクはとてもわかりやすかったです。クリント・イーストウッドという人はもうかなりの映画オタクマニアなんですね。古今東西の名作傑作駄作を浴びるように観ていると思われますね。本人はそういう事一切自慢しませんけどね。スットボケてますねいつも。通常、こういう人は頭の中にある種のフォーマットが出来上がってしまうと思うんです。で、そのフォーマットで映画を創っていく。でも、イーストウッドにはまったくこういうフォーマットが存在しないんですね。ルールはありますが形式はないです。まったくフリーと言いますか自由。もう時間軸から何から何まで自由。この自由度に乗れない理解出来ないとイーストウッド映画は楽しめないかも?。こんなに自由でいいのか!?と、ちょっと驚きましたね。ラスト近く・・・。えっ?もしかするとこれ・・・イーストウッド版「まだだよ」なのか?と、思いながら観ているとまるで、クリント・イーストウッドが黒澤監督に会いに行っているように観えてきて・・・あれとあれが画面に映ると確信に変わり・・・泣けてきました。(ここはあえてネタバレなしで)。「マディソン郡の橋」で泣けた人もきっと泣けると思います。もうこの作品が最後になるかもしれないともしかすると本人は思っての黒澤に対しての思いの吐露だったのかもしれません。その後のシーンは過去の何かの映画のシーンと同じような気がします。タイトルは思い出せませんが、どこかで観たような気がします。イーストウッドルールでは主人公は許されてなかったですね。デイカプリオはロバート・ワグナーにそっくりでしたね。声も似てるのかな。歩き方がどっかで見た事があるようjな気がするなぁ。と、思ってたんですが、思い出しました。「生きものの記録」の三船敏郎。歩き方がそっくりです。DVDを見直して確認したいと思っています。スコセッシ映画のデイカプリには魅了されたことは正直なかったんですが、今回の彼には痺れました。登場人物全員が何だか愛しい。ナオミ・ワッツ。こういう演技こそが本物じゃないですかね。去年の今頃は「ヒアアフター」。来年の今頃は俳優業復帰監督業バトンタッチ作品「Trouble With the Curve」。再来年が監督業復活驚きのミュージカル「スター誕生」のリメイク。クリント・イーストウッドの継承作業は続いてゆくわけですが、願わくばその継承仕事が永遠につづいて欲しいと心から思います。リアルタイムで新作を観れる幸運をもっとしっかりと受け止めたほうがよいと思いますね世間は。

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